テニス選手用フィジカルテストの解説動画を公開しました
JTA医科学講習会|テニス選手用フィジカルテスト
日本テニス協会の全国医科学講習会で紹介されている体力テスト方法です
特に、ジュニアテニス選手のコンディションづくりに適しています。
体力アップとケガ予防のためにも、定期的にこれらのテストを実施して、選手の成長と身体変化を確認しましょう。
オススメの利用方法
(1)日々の練習や体力トレーニングの効果を確認する
(2)どこかの身体部位を使い過ぎていないか確認する
(3)選手の強み(ストロングポイント)と弱点(ウィークポイント)を確認する
テニス選手用フィジカルテストの構成
このテスト方法は、2つのテスト方法から構成されています。
①テニス選手としての運動能力を評価するためのテスト
②テニス選手としての柔軟性とケガ予防のしやすさを評価するテスト方法
以下に、それぞれのテスト方法を紹介しています。
YouTubeの再生リストで見る
テニスフォーラム公式チャンネル(再生リスト:フィジカルチェックの方法)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhH5QGTK_0MEx1sTns3LAcShI4NJ1uaii
※今ご覧になっているページの後半部で、YouTubeによる解説動画を個別に埋め込んでいます。
①テニス選手としての運動能力を評価するためのテスト方法
・両脚立幅跳び
・ケンケンパ
・メディシンボール投げ(オーバースロー、サイドスロー)
・アジリティ走
・サイドステップ
・フィギュアエイト・フットワーク
・3分間シャトルスタミナ
「テニス選手としての運動能力を評価するためのテスト方法」の基準値
こちらの基準値は、日本テニス協会の全国医科学講習会に参加したジュニアテニス選手によるデータです。
【留意点】
テストを実施する床面が「ハード・体育館」と「オムニ・クレー」によって測定値が違ってきます(滑りやすいオムニ・クレーでは、成績が低く現れます)。テストを実施した床面に応じた基準値をご参照ください。
「評価不可」と表示されている箇所は、測定人数・結果の都合により、信頼性のある平均値の算出ができなかったものです。他の基準値や最良値から評価を類推してください。今後、測定データが蓄積されれば改訂させていただきます。
両脚立幅跳び
ケンケンパ
メディシンボール投げ:オーバースロー
メディシンボール投げ:サイドスロー
アジリティ走
サイドステップ
フィギュアエイト・フットワーク
3分間シャトルスタミナ
②テニス選手としての柔軟性とケガ予防のしやすさを評価するテスト方法
・リーチ(両手幅長)
・肩関節最大内旋角
・股関節最大屈曲角
・膝関節最大屈曲角
・足関節最大背屈角
・閉眼つま先片足立ち
このテストではスマートフォンによる角度計測アプリを使っています
使用アプリ例
iOS端末では、標準アプリとして「計測」のなかにある「水準器」が利用できます。
アンドロイド端末では、Google Playで利用できる各種の「水準器」アプリをダウンロードしてお使いください。
※各アプリそれぞれの利用方法については割愛させていただきます。悪しからずご容赦ください。
テニス選手としての柔軟性とケガ予防のしやすさを評価するテスト方法の基準値
こちらの基準値は、日本テニス協会の全国医科学講習会に参加したジュニアテニス選手によるデータです。
【注意点】ここで示されている平均値や最大・最小値が「良い値」を意味しているわけではありません。これら柔軟性のデータ解釈については今後も継続調査・分析が必要ですが、現時点では「十分な柔軟性の獲得と、関節可動域に大きな変動がないよう普段からストレッチングを行う」ことを目指しましょう。
【留意点】
「これまでの計測範囲」とは、この調査における測定対象となったジュニアテニス選手のうちの、最小値と最大値のことです。ご自身の測定値の評価の目安にしてください。
リーチ
肩関節最大内旋角
股関節最大屈曲角
膝関節最大屈曲角
足関節最大背屈角
閉眼つま先片足立ち
YouTubeの再生リストで見る
テニスフォーラム公式チャンネル(再生リスト:フィジカルチェックの方法)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhH5QGTK_0MEx1sTns3LAcShI4NJ1uaii