トップジュニアに必要な「走」「跳」「投」の能力

トップジュニア選手とそうでないジュニア選手の体力的な違いはどこに現れるのか?
それを調査した研究結果がこちらです。

トップジュニアは、以下の3つの体力テストすべてで、それぞれの基準値を上回る身体パフォーマンスを発揮していました。

トップジュニア選手に必要な3要素

いずれか1つ or 2つの体力テストで優れた成績を出せるジュニア選手はたくさんいますが、3つすべてで基準値を上回ることができる選手は少ないのです。
3つすべての体力が基準値超えをするジュニア選手に、トップレベルが多い結果が示されています。


測定方法

①10mシャトルラン

10m区間を2往復する際にかかった時間をストップウォッチで計測する。
スタートとゴールの地点から10m先にテニスボールを2個おいておき、それを持ち帰る課題を課す。
選手は、測定者の合図で走り出す。 2個目のボールを所定の位置に置いた時点でストップウォッチを止める。


②ヘクサゴンジャンプ

1辺が61cmの正六角形の各辺と中央部をジャンプして、時計回りに3周する際にかかった時間をストップウォッチで計測する。
選手は、測定者の合図でジャンプ動作を開始する。
3周目の最後の辺から中央部に戻り着地した時点でストップウォッチを止める。
体・腰の向きは常に一定の方向で跳び、途中で回旋などはしない。
選手は、各辺と中央部をしっかり順番に跳ぶようにして、ラインを踏むか越えるかできなかったり、バランスを崩したらやり直す。


③ハンドボール投げ

2号ハンドボールを使った遠投。
投球のための助走はライン後方2mまで。
投球後は制限ラインを越えて前に出てはいけない。
投射地点から落下地点までの距離をメジャーなどを使って計測。


YouTube動画でも紹介してますので、こちらも参考にしてください。